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「第4回藤原正彦エッセイコンクール」受賞作が決定しました

姫路文学館では、エッセイストとしても人気の高い藤原正彦姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)が「読書」とともに推奨する「書くこと」の大切さを伝えるため、平成27年度に「藤原正彦エッセイコンクール」を創設しました。本賞は、中学生以上を対象とし、藤原館長の審査により、中学生部門、高校生部門、一般部門の各部門に最優秀賞、優秀賞、佳作各1作を選考するものです。このたび、第4回目の受賞作、計9作品が下記のとおり決定いたしました。

受賞作および受賞者(敬称略)

中学生部門

最優秀賞「愛しき太古の生きものと私」
瀧谷 咲月 (たきたに さつき/兵庫県赤穂市立赤穂中学校3年 兵庫県赤穂市在住)

作品概要
化石に関する一冊の本を読んだことから、幼い頃の記憶が呼び起こされ、久しぶりに自身の宝物の化石を手にした感慨を綴る。

優秀賞 「震災遺構は残すべきか」
菊地 馨(きくち かおる/宮城県仙台二華中学校1年 宮城県仙台市在住)

佳作「悲劇のヒロイン病」
土屋 結布(つちや ゆふ/兵庫県姫路市立安室中学校3年 兵庫県姫路市在住)

高校生部門

最優秀賞  「奏でよう、人生の組曲」
広石 亜美(ひろいし あみ/兵庫県立伊丹高等学校2年 兵庫県川西市在住)

作品概要
学校からの帰り道に出会ったハーモニカを吹く老人との対話を通して、その人生の悲哀や演奏に込められた思いに触れ、自身を省みる。

優秀賞 「口の中の氷」
木村 直希(きむら なおき/兵庫県西宮市立西宮東高等学校1年 兵庫県西宮市在住)

佳作「私の夢」
三好 一那(みよし かずな/兵庫県神戸市立神港橘高等学校1年 兵庫県神戸市在住)

一般部門

(※年齢は発表日    平成30年12月18日   現在)

最優秀賞 「古の徳利の慰め」
原田 裕乃 (はらだ ひろの/48歳 公務員 兵庫県姫路市在住)

作品概要
古美術店で手に入れた古伊万里の徳利の危うげな形状に、自身の葛藤や不安を重ねつつ、長い年月を経て存在するその確かさに慰められる思いを語る。

優秀賞 「おみちように」
高市 俊次(たかいち しゅんじ/70歳 無職 愛媛県伊予郡在住)

佳作「何でもない日に」
星 香弥乃(ほし かやの/45歳 主婦 東京都大田区在住)

 

今回の応募状況

応募総数 2,080点
(一般部門639点、高校生部門1,321点、中学生部門120点)

 

賞状、藤原正彦館長のサイン入り著書と副賞(以下のとおり)を贈呈します。

中学生部門  最優秀賞 図書券1万円分、優秀賞 図書券5千円分、佳作 図書券2千円分

高校生部門  最優秀賞 図書券3万円分、優秀賞 図書券1万円分、佳作 図書券5千円分

一般部門  最優秀賞 10万円、優秀賞 3万円、佳作 1万円

 

受賞作品の掲載

入賞作品は、表彰式において配布する作品集(冊子)や、姫路文学館ホームページに掲載します。また、各部門の最優秀作は文化雑誌「バンカル」111号(2019年3月 姫路市文化国際交流財団発行)でも紹介します。

 

藤原正彦エッセイコンクールの概要

審査員

藤原正彦 姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)

プロフィール
昭和18年旧満州生まれ。新田次郎・藤原てい夫妻の次男。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修後、コロラド大学助教授、お茶の水女子大学理学部教授を歴任。昭和53年『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、平成22年『名著講義』で文藝春秋読者賞、平成26年『孤愁』でロドリゲス通事賞を受賞。そのほか、『国家の品格』『決定版この国のけじめ』『天才の栄光と挫折』など著書多数。平成26年4月、姫路文学館長に就任。

作品規定

対象は中学生以上、テーマは自由、400字詰め原稿用紙5枚以内。
日本語で書かれた自作で、未発表のものに限る。平成30年9月13日〆切。

表彰式

日 時 平成31年1月12日(土) 13時30分~15時(開場 12時30分)
場 所 姫路文学館 講堂(北館3階)
内 容  表彰式
各部門最優秀作(計3編)の朗読
松下由美さん(音訳ボランティアグループ サークルさえずり)
藤原正彦姫路文学館長 講評・講演
定員等 当日先着150名、参加自由、無料