第9回藤原正彦エッセイコンクール受賞作が決定しました
応募総数1,764点の中から、次の受賞作が決定しました。
令和6年1月21日(日曜日)には表彰式を開催し、審査員を務めた藤原正彦姫路文学館長による表彰や講評・講演などを行います。
受賞作
中学生部門
最優秀賞
「自然に寄り添う幸せ」
山本 佳歩(兵庫県 小林聖心女子学院中学校3年 兵庫県伊丹市在住)
(作品概要)
刻一刻と変化する自然の情景を切り取ったかのような「黎明」「緑雨」といった日本古来の豊かな語彙や、食や匂いに季節感を味わうことの喜びを綴る。
優秀賞
「後悔しない生き方を」
木村 歩睦(兵庫県 姫路市立琴陵中学校1年 兵庫県姫路市在住)
佳作
「私の意識改革」
中島 彩乃(兵庫県 姫路市立琴陵中学校2年 兵庫県姫路市在住)
高校生部門
最優秀賞
「言語偏愛者による新聞論」
百瀨 泉里(兵庫県立姫路西高等学校1年 兵庫県姫路市在住)
(作品概要)
新聞というメディアの魅力を、その手触りや香り、社説や書籍紹介欄等がもたらす新たな価値観や視点など、映像を伴わず、また時間をかけてまとめられた精緻な情報であるからこその特性に見出す。
優秀賞
「五時のブランコ」
林 凛音(兵庫県立神戸高等学校1年 兵庫県神戸市在住)
佳作
「ただ、ストイックなだけ」
吉住 恒思(東京大学教育学部附属中等教育学校5年 東京都小平市在住)
一般部門(年齢は令和5年12月20日現在)
最優秀賞
「インド夜想曲」
藤村 貴子(60歳 主婦 埼玉県狭山市在住)
(作品概要)
次男を亡くし、ふと思い立ったインドへの家族旅行の回想。混沌とした日常をたくましく生きる現地の人々に、静かな中にも力を得た心境を描く。
優秀賞
「家族のコーヒーリレー」
藤田 邦子(52歳 自営業 カナダ モントリオール市在住)
佳作
「霊供膳と麦酒」
表彰式
日時
令和6年1月21日(日曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで(開場は午後0時30分から)
場所
姫路文学館 講堂(北館3階)
内容
•表彰式
•各部門最優秀作(計3編)の朗読
原田香代さん、水野香保里さん(音訳ボランティアグループ サークルさえずり)
•藤原正彦姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)の講評・講演
定員
100人(無料・当日先着順・参加自由)