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第8回藤原正彦エッセイコンクール受賞作が決定しました

応募総数1,928点の中から、次の受賞作が決定しました。

令和5年1月22日(日)には表彰式を開催し、審査員を務めた藤原正彦姫路文学館長による表彰や講評・講演などを行います。

 

受賞作

【中学生部門】

最優秀賞 「ウソ」

藤澤 幸示 (兵庫県 姫路市立琴陵中学校1年 兵庫県姫路市在住)

(作品概要)

ウソを「つきたい」と思ったことは一度もないのにウソを繰り返してしまう「僕」。谷川俊太郎の絵本『うそ』に出会って気づかされた自分の本当の気持ちを綴る。

 

優秀賞  「忘れられないありがとう」

吉武 歩花 (兵庫県 小林聖心女子学院中学校3年 兵庫県宝塚市在住)

 

佳 作  「四万十川の魔法」

虎島 佑奈 (兵庫県 姫路市立広畑中学校2年 兵庫県姫路市在住)

 

【高校生部門】

最優秀賞 「二枚目の貸出券」

白羽 佑果 (兵庫県 小林聖心女子学院高等学校3年 兵庫県芦屋市在住)

(作品概要)

偶然見つけた小学生当時の図書館の貸出券に、かつて図書館に通いつめた日々を思い出し、新たな本に出会う喜びを取り戻した体験を描く。

 

優秀賞  「家族の歴史」

藤原 あかり (兵庫県立加古川東高等学校2年 兵庫県加古川市在住)

佳 作  「あの日と目が合った」

前田 乃愛 (NHK学園高等学校2年 東京都国分寺市在住)

 

【一般部門】

 ※年齢は令和4年12月20日現在

最優秀賞  「味噌蔵の魔法使い」

高山 恵利子 (68歳 パート 群馬県前橋市在住)

(作品概要)

寡黙な祖母が、味噌蔵の樽から見事に漬かった大根を引き上げた際に見せた一瞬の笑み。退屈なこの村の見本のように思われた祖母の“魔法”を目の当たりにした幼い日の記憶を綴る。

 

優秀賞  「あのね」

柴田 えみ子 (75歳 外部調査員 北海道旭川市在住)

佳 作  「外国のノート」

鍋島 えり (35歳 日本語教師 兵庫県淡路市在住)

 

表彰式

 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定を変更する場合があります。姫路文学館ホームページ等でお知らせいたしますのでご確認ください。

日時
令和5年1月22日(日曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで(開場は午後12時30分から)

場所
姫路文学館 講堂(北館3階)

内容
•表彰式
•各部門最優秀作(計3編)の朗読
吉田裕美さん、水野香保里さん(音訳ボランティアグループ サークルさえずり)
•藤原正彦姫路文学館長(数学者・作家・お茶の水女子大学名誉教授)の講評・講演

定員等
当日先着100名、参加自由、無料