「乙嫁語り」は19世紀半ばの中央アジアを舞台に、イギリス人旅行者スミスが各地で出会った“乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた物語。漫画家・森薫先生が2008年より連載を開始し、今なお続く人気作品です。魅力的なキャラクターとストーリー、緻密に描き込まれた美麗な作画に加え、舞台となる中央アジアの文化や生活が活き活きと表現され、幅広いファン層に支持されています。
展覧会では、本作のカラー、モノクロ原稿を中心に100点以上を展示。生原稿の迫力とともに、森薫先生の壮大な乙嫁の世界をじっくりとお楽しみください。
展覧会ポスター
森 薫(もり かおる)
1978年生まれ。2002年に『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)より「エマ」でデビュー。“メイド好き”として知られており、「エマ」ではメイド喫茶やコスプレで見られるアイコンとしてのメイドではなく、1800年代、ビクトリア朝時代におけるメイドを歴史考証に忠実に描いた。好評を博した同作は、2005年にアニメ化。2006年には番外編も展開され、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するに至った。2008年10月より「乙嫁語り」を連載。
展覧会概要
会期 令和6年(2024)4月27日(土曜日)から6月23日(日曜日)
休館日 月曜日、5月7日(火) ただし4月29日(月・祝)~5月6日(月・振替休日)は開館
開館時間 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
会場 姫路文学館 企画展示室・特別展示室(北館)
観覧料 一般800円、大学生・高校生460円、中学・小学生220円 未就学児無料
- 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方(手帳またはミライロIDの手帳画面を提示してください)、及び介護者1名は半額。
- 20名以上の団体は2割引
- 常設展示も観覧可
主催 姫路文学館
後援 朝日新聞姫路支局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
漫画家 森 薫
協力 青騎士編集部
企画制作・協力 KADOKAWA
関連イベント
森薫先生のらくがき雑談会
日時 令和6年6月1日(土曜日) 午後2時から3時30分まで
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)