企画展「没後10年 川柳作家 時実新子展」

そのあざやかな十七音字の力で、川柳界をこえて多くのファンを獲得した時実新子。
終戦の翌年、わずか17歳で岡山から姫路に嫁いだ新子は、商家の娘として暮らすなかで、この姫路の地で初めて川柳という文芸に出合い、またたく間に頭角を現すとともに、その直情的な気質と鮮烈な句風によって、まさしく毀誉褒貶のるつぼに投げ込まれました。
本展では、姫路時代の新子の孤独な挑戦の日々にスポットを当てます。そして、そんな新子の人生に突然現れ、やがて共に闘う道を選んだ二人目の夫・編集者大野進とのドラマ、さらには良き母、やさしい祖母としての側面も映し出しながら、78年の命を燃やし尽くした人間新子の実像に迫ります。

 

開催概要

会期 平成29年(2017年)9月9日(土曜日)から10月15日(日曜日)

午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日 毎週月曜日(ただし、9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火曜日)、10月10日(火曜日)

観覧料 一般300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円(常設展料金) 20名以上の団体は2割引

主催 姫路文学館

協力 時實隆史 吉備路文学館

 

記念イベント ≪イベントはすべて終了しました≫

  • 玉岡かおる講演会「モノ書く女・時実新子との時間」

時実新子と交流の深かった作家・玉岡かおる氏による講演会です。

日時 2017年10月8日(日曜日)午後1時30分から3時

会場 姫路文学館 講堂(北館3階)

  • 担当学芸員による展示解説会

日時 2017年9月30日(土曜日)午後1時30分から3時

会場 姫路文学館講堂(北館3階)


イベント詳細

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