連続講座のご案内
令和7年度講座のご案内
文学館及び友の会では、多彩な講座を開催しています。
※募集人数を越えた場合は、締め切り後の抽選となります。
※締切日までにお申し込みの方には、開講案内を発送しました。
※定員に達していない講座は、受講受付が可能です。
文学館連続講座(各講座とも年間10回)
古典文学講座「源氏物語の世界」 《「柏木」から「鈴虫」まで》
※定員に達しました
講師 中川正美先生 (梅花女子大学名誉教授)
会場 講堂(北館3階)
受講料 6,000円
定員 120人
日程 原則として、第2金曜日(6月は、第4金曜日) 午後1時30分から3時
4/11・5/9・6/27・7/11・9/12・10/10・11/14・12/12・1/9・2/13
備考 各回、資料配布
(講師より)講座の概要 源氏物語がすばらしいのはその発想や展開だけではなく、それを紡ぎ出していくことばの連なり、文章のみごとさです。ただ、古典の文章は奥が深く今日ではわかりやすいとは言えません。そこで、物語世界を空間的に捉えた源氏絵をも参考にしつつ、最近の研究成果を踏まえて、物語をゆっくり読み解いていきましょう。今年度は柏木による女三宮の波紋が広がって行く柏木巻から鈴虫巻を見ていきましょう。
文学思想講座「よりよく自己を生きるために」 《日本文化と日本語》
※定員に達しました
講師 岡田勝明先生 (姫路獨協大学名誉教授)
会場 講堂(北館3階)
受講料 6,000円
定員 120人
日程 原則として、第1木曜日(8月は、7月の第5木曜日/令和8年1月は、第2木曜日) 午前10時から11時30分
4/3・5/1・6/5・7/3・7/31・10/2・11/6・12/4・1/8・2/5
備考 各回、資料配布
(講師より)日本各地に外国の人たちがあふれるような今日、改めて「日本」を見つめ直してみたいと思います。
市民名作講座「近現代文学中の名作」に挑む(読書会)
助言者 菅原美文先生(近現代文学を読む会主宰)
場所 会議室(南館地下)
受講料 無料
定員 20人
日程 原則として、第3木曜日(7月、8月、9月、令和8年1月は第4木曜日) 午前9時45分から11時50分
4/17・5/15・6/19・7/24・8/28・9/25・10/16・11/20・12/18・1/22
文豪の名作から最近の話題書までとりそろえています。題名は知ってはいるけれども読んだことがないという方、自分の好みではないという方も、いつもの読書から少しジャンルを広げてみませんか。そこには、新しい発見や、今までと違う自分との出会いがあります。
本年度は、福田和也「昭和天皇」、クンデラ「不滅」、大岡昇平「レイテ戦記」、デュマ「モンテ・クリスト伯」などを課題とします。
司馬遼太郎読書会
司馬遼太郎の「項羽と劉邦」「花咲ける上方武士道」「街道をゆく」などを読む
※定員に達しました
助言者 姫路文学館職員
場所 会議室(南館地下)
受講料 無料
定員 25人
日時 原則として、第2土曜日 午前9時30分から正午
5/10・6/14・7/12・8/9・9/13・10/11・11/8・12/13・2/14・3/14
平成9年度に始まりました司馬遼太郎作品を読む読書会は29年目を迎えます。
今年は、中国を舞台とした小説「項羽と劉邦」、初期の小説「花咲ける上方武士道」、紀行文集「街道をゆく」などの作品を読んでいきます。
独自の歴史眼から書かれた作品は、知的刺激に満ちたものですので、是非ともご参加ください。
友の会連続講座(各講座とも年間10回)
万葉集講座「「万葉集」巻十六を読む」
講師 大森亮尚先生 (古代民俗研究所代表)
会場 講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和7年度友の会会員は、8,000円)
定員 100人
日程 原則として、第3金曜日(令和8年2月は第4金曜日、3月は第2金曜日) 午後1時30分から3時
4/18・5/16・6/20・7/18・9/19・10/17・11/21・12/19・2/27・3/13
備考 テキストとして「万葉集」(講談社文庫、岩波文庫、角川ソフィア文庫など)の〔巻十六掲載分のみを、各自ご用意ください。
(講師より)巻十六は、巻一に次いで歌数の少ない巻ですが、由縁歌といって、わけありの伝説歌などが多くある珍しい巻です。歌の由来、背景をよみときながら巻頭歌からたどっていきましょう。
近代文学講座「芥川龍之介の代表作を読む」
講師 山本欣司先生(武庫川女子大学教授)
会場 講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和7年度友の会会員は、8,000円)
定員 100人
日程 原則として、第4木曜日(11月・12月は第3木曜日) 午前10時から11時30分
4/24・5/22・6/26・7/24・9/25・10/23・11/20・12/18・1/22・3/26
備考 テキストとして、〔文春文庫『羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 外十八篇』〕を使います。4・5月中は、姫路文学館のグッズコーナー(北館1階)にて販売いたします。
(講師より)「羅生門」発表から110年の節目となる年、日本近代文学を代表する作家の一人、芥川龍之介の代表作を読んでみませんか。多彩なテクニックを駆使し、短編小説の可能性を追求した技巧派、芥川の短編小説をさまざまな角度から精読します。
歴史講座「過ぎたれど去らぬ日々 昭和天皇とたどる日本近代史 敗(終)戦から80年」
講師 菅原美文先生(近現代文学を読む会主宰)
会場 講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和7年度友の会会員は、8,000円)
定員 100人
日程 原則として、第2水曜日(8月は、第3水曜日) 午前10時から11時30分
4/9・5/14・6/11・7/9・8/20・9/10・10/8・11/12・12/10・1/14
備考 各回、資料配布
(講師より)ロシアとウクライナ戦争より、イスラエルとガザが心配。第三次世界大戦が始まろうとしているのか。アメリカの大統領に誰がなるかで世界は破滅へすすむかも知れない。
受講ご希望の方は、令和7年3月13日(木曜日)【必着】までに、ハガキ・ファクシミリ・電子メール・講座募集要項申込書(姫路文学館にあります)のいずれかに、氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号・講座名をお書きの上、文学館友の会事務局あてにお申し込み下さい。
受講料は、講座ご出席の初回に会場でいただきます。
お申し込み・お問い合わせは 姫路文学館・姫路文学館友の会事務局まで
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
TEL/079-293-8228 FAX/079-298-2533
e-mail/kyo-bungaku@city.himeji.lg.jp