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連続講座のご案内

令和6年度講座のご案内

文学館及び友の会では、多彩な講座を開催しています。

※募集人数を越えた場合は、締め切り後の抽選となります。

※定員となっていない講座は、受講受付が可能です。


文学館連続講座(各講座とも年間10回)

古典文学講座「源氏物語の世界」 《「若菜」下巻》

講師  中川正美先生 (梅花女子大学名誉教授)
会場  講堂(北館3階)
受講料 6,000円
定員  100人 ※定員となりました。
日程  原則として、第2金曜日 午後1時30分から3時
4/12・5/10・6/14・7/12・9/13・10/11・11/8・12/13・1/10・2/14
備考  各回、資料配布

(講師より)講座の概要 源氏物語がすばらしいのはその発想や展開だけではなく、それを紡ぎ出していくことばの連なり、文章のみごとさです。ただ、古典の文章は奥が深く今日ではわかりやすいとは言えません。そこで、物語世界を空間的に捉えた源氏絵をも参考にしつつ、最近の研究成果を踏まえて、物語をゆっくり読み解いていきましょう。今年度は柏木による女三宮の侵犯が起こり、源氏もそれを知るに至る、若菜下巻を見ていきます。

 

文学思想講座「よりよく自己を生きるために」 《思想と言葉の百花繚乱》

講師  岡田勝明先生 (姫路獨協大学名誉教授)
会場  講堂(北館3階)
受講料 6,000円
定員  100人 ※定員となりました。
日程  原則として、第1木曜日(令和6年1月は、第2木曜日)  午前10時から11時30分
4/4・5/2・6/6・7/4・8/1・10/3・11/7・12/5・1/9・2/6
備考  各回、資料配布

(講師より)今年度は「対談集」の特集です。どの本を読んでも驚きと発見の連続。ともに大いに楽しみたいと思っています。

 

市民名作講座「近現代文学中の名作」に挑む(読書会)

助言者 菅原美文先生(近現代文学を読む会主宰)
場所  会議室(南館地下)
受講料 無料
定員  20人
日程  原則として、第3木曜日(7月、8月、9月、令和7年1月は第4木曜日) 午前9時45分から11時50分
4/18・5/16・6/20・7/25・8/22・9/26・10/17・11/21・12/19・1/23

文豪の名作から最近の話題書までとりそろえています。題名は知ってはいるけれども読んだことがないという方、自分の好みではないという方も、いつもの読書から少しジャンルを広げてみませんか。そこには、新しい発見や、今までと違う自分との出会いがあります。
本年度は、フォークナー「響きと怒り」、松本清張「昭和史発掘」、クンデラ「存在の耐えられない軽さ」、佐木隆三「復讐するは我にあり」、田山花袋「田舎教師」などを課題とします。

 

司馬遼太郎読書会
司馬遼太郎の「夏草の賦」「戦雲の夢」「街道をゆく」などを読む

助言者 姫路文学館職員
場所  会議室(南館地下)
受講料 無料
定員  25人
日時  原則として、第2土曜日 午前9時30分から正午
5/11・6/8・7/13・8/10・9/7・10/12・11/9・12/14・2/8・3/8

平成9年度に始まりました司馬遼太郎作品を読む読書会は28年目を迎えます。
今年は、戦国時代の武将、長曾我部元親を描いた「夏草の賦」と息子・盛親を描いた「戦雲の夢」、紀行文集「街道をゆく」、対談集「日本人の顔」などの作品を読んでいきます。
独自の歴史眼から書かれた作品は、知的刺激に満ちたものですので、是非ともご参加ください。

 


友の会連続講座(各講座とも年間10回・定員80人)

万葉集講座「「万葉集」巻十三を読む」

講師  大森亮尚先生 (古代民俗研究所代表)
会場  講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和5年度友の会会員は、8,000円)
定員  100人
日程  原則として、第3金曜日(7月・翌年3月は第4金曜日) 午後1時30分から3時
4/19・5/17・6/21・7/26・9/20・10/18・11/15・12/20・2/21・3/28
備考  テキストとして「万葉集」(講談社文庫、岩波文庫、角川ソフィア文庫など)の〔巻十三〕掲載分のみを、各自ご用意ください。

(講師より)巻十三は、雑歌・相聞・挽歌など、通常の部立で並べられていますが、多くの長歌が集められている特徴のある巻です。歌謡や謡い物につながるこの巻の歌をじっくり読み進めていきましょう。

 

近代文学講座「文学史を彩る名作との出会い(昭和編)」

講師  山本欣司先生(武庫川女子大学教授)
会場  講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和5年度友の会会員は、8,000円)
定員  100人
日程  原則として、第4木曜日(12月は第3木曜日) 午前10時から11時30分
4/25・5/23・6/27・7/25・9/26・10/24・11/28・12/19・1/23・3/27
備考  各回、資料配布

(講師より)近代文学史(昭和期)に登場する有名な作品を年代順に取り上げ、その意義や内容を解説します。作家名・作品名はよく知っていても、なかなか手が出ない。そんな難解なイメージの文学作品も、意外に面白く奥深いものです。

 

歴史講座「摂関時代の人々の人生 『源氏物語』の描かれた時代」

講師  菅原美文先生(近現代文学を読む会主宰)
会場  講堂(北館3階)
受講料 8,500円(令和5年度友の会会員は、8,000円)
定員  100人 ※定員となりました。
日程  原則として、第2水曜日(8月は、第3水曜日) 午前10時から12時
4/10・5/8・6/12・7/10・8/21・9/11・10/9・11/13・12/11・1/8
備考  各回、資料配布

(講師より)世界文学10作品の中に「源氏物語」は入っています。日本文学ではもちろん最高作品です。この作品を描いた藤原為時の女(初め藤式部、のち紫式部)の生涯と彼女と共に生きた平安中期の人々の生涯を中心にその時代相も語っていきたいと思っています。

 

受講ご希望の方は、令和6年3月13日(水曜日)【必着】までに、ハガキ・ファクシミリ・電子メール・講座募集要項申込書(姫路文学館にあります)のいずれかに、氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号・講座名をお書きの上、文学館友の会事務局あてにお申し込み下さい。
受講料は、講座ご出席の初回に会場でいただきます。

 


お申し込み・お問い合わせは 姫路文学館・姫路文学館友の会事務局まで
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
TEL/079-293-8228   FAX/079-298-2533

e-mail/kyo-bungaku@city.himeji.lg.jp