姫路文学館は、播磨が生んだ作家や学者たちの検証と文芸の拠点を待ち望む市民の声を受け、昭和58年(1983)に姫路市市制百周年事業の一環として構想が持ち上がり、8年の歳月を経て平成3年(1991)4月1日に開館しました。
今年は30周年の節目にあたります。
本展では、これまで支えてくださった市民の皆さんへの感謝をこめて、展示、資料収集、研究、教育普及活動の歩みを振り返るとともに、当館の舞台裏や、選りすぐりの収蔵品を紹介するほか、文学館というミュージアムの課題と可能性についても考えます。
三十にして立つ ―— かの孔子が自身の思想を確立したのは三十歳の時だったとか。
ならば当館も、あらためてこの自問自答に挑み、次なる一歩を力強く踏み出したいと思います。
「ブンガクカンってなんだろう?」
開催概要
会期 2021年8月28日(土曜日)から9月26日(日曜日)
開館時間 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(9月20日は開館)、9月21日(火曜日)、24日(金曜日)
観覧料 一般310円、大学・高校生210円、中学・小学生100円(常設展観覧料)
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方(手帳またはミライロIDの手帳画面を提示してください)、及び介護者1人、姫路市内在住の65歳以上の方、どんぐりカード・ココロンカード提示の小中学生は無料
- 20名以上の団体は2割引
主催 姫路文学館
関連イベント(イベントはすべて終了しました)
展示解説会「男山の記憶 —風土記から文学館、望景亭まで」
日時 9月12日(日曜日)午後1時30分から3時(開場は午後1時)
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
講師 担当学芸員
定員 80人(当日先着順・無料)
コンサート「ひとつ山こえてみよう会 詩人大塚徹・あき夫妻を歌う」
日時 9月25日(土曜日)午後1時30分から3時(開場は午後1時)
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
出演 フォークソングバンド ひとつ山こえてみよう会
定員 80人(当日先着順・無料)