企画展 生誕120年俳人五十嵐播水展

19世紀の終わり間際(1899年)に姫路市鍛冶町に生まれた五十嵐播水は、次の20世紀をまるまる生きぬき、2000年に101歳の天寿を全うして世を去った。
その人生は、まさに「継続は力なり」という言葉そのものの透徹した姿勢に貫かれていた。
俳人としては21歳での高浜虚子との出会いから、八十年にわたって「ホトトギス」一筋の道を歩き、また意思としては、病院長の職を退いたあと、医院を開業し、じつに94歳まで患者と向き合いつづけた。
主宰誌「九年母」(くねんぼ)においても、「旧に堕せず、新に媚びず、俳句の中道を堅実に進む」ことを標榜し、ひたすら厳しい選句をすることによって多くの門下の信頼を集めた。
俳句は、論ではなくあくまでも実作と選、そして医師としては臨床にこだわりつづけたところに播水という人物の生き方が見えてくる。
生誕120年を記念した本展では、須磨の播水旧居に遺されていた資料を初めて公開し、「花鳥諷詠」のなかにあざやかに映し出されるその豊かな101年の人生のものがたりをつぶさに紹介する。平成が終わる今、明治生まれの生粋の「ぶれない」男の生きざまと、その清明であたたかな句の魅力に触れていただきたい。

  • 会期  平成31年(2019年)2月9日(土)~4月7日(日)
    午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
    ※休館日:毎週月曜日(ただし2月11日は開館)、2月12日(火)、3月22日(金)
  • 会場  姫路文学館企画展示室(中2階)
  • 観覧料  一般300円、大学・高校生200円、中学・小学生100円(常設展料金)
    ※20名以上の団体は2割引
  • 主催  姫路文学館
  • 協力  九年母会

記念イベント

展示解説会
日時 2月23日(土)午後1時30分~3時

会場 姫路文学館講堂(北館3階)


イベント詳細

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