生誕120年 文豪川端康成と美のコレクション展

日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成(1899~1972)は、きわめて多彩な美術品を収集していたことでも知られています。そのコレクションは、国宝に指定される浦上玉堂の《凍雲篩雪図》と池大雅・与謝蕪村の《十便十宜図》をはじめ、土偶や仏像などの古美術から東山魁夷・古賀春江・草間彌生といった近現代日本美術、ロダン・ピカソといった西洋美術にまで至る幅広いものです。

本展では、川端康成が収集した美術品を紹介しその審美眼を探るとともに、近年自邸で新たに発見された、初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡や、夏目漱石・太宰治・谷崎潤一郎・三島由紀夫ら文豪たちの書幅や書簡、生前の愛用品なども公開し、川端のひととなり、そして巨匠たちの交流も紹介します。

姫路市制130周年を記念した、姫路市立美術館と姫路文学館の初の共同企画です。

ロダン《女の手》を見る川端康成
(撮影:林忠彦)

 

展覧会概要

会期:2019(令和元)年9月14日(土曜日)~11月4日(月曜日・振休)

休館日≫月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)、10月15日(火曜日)

会場:姫路市立美術館 企画展示室、姫路文学館 企画展示室・特別展示室

2館分観覧料:一般 1,400円(1,120円)|大学・高校生 600円(480円)|中学・小学生 300円(240円) ※( )内は前売・20人以上の団体料金 ※1館分の観覧券はございません。

主催:姫路市立美術館、姫路文学館、神戸新聞社

監修:川端香男里(公益財団法人川端康成記念会理事長)、平山三男(同評議員)、齋藤進(東山家秘書)

企画:水原園博(公益財団法人川端康成記念会東京事務所代表)

協力:MBS

後援:NHK神戸放送局、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、ラジオ関西

〇前売券取扱い場所(8月21日~9月13日まで)

姫路市立美術館友の会、姫路文学館、兵庫県立歴史博物館、中井三成堂

〇前売券および当日券取扱い場所

チケットぴあ(Pコード:769-902)、ローソンチケット(Lコード:53734)、セブン-イレブン、イープラス、CNプレイガイドほか、コンビニエンスストア

 

展覧会チラシ

 

文学館会場 概要

名作『伊豆の踊子』や『雪国』で知られる川端康成は、1899(明治32)年に大阪に生まれました。中学の時に小説家を志し、先輩の菊池寛や、横光利一ら同時代の新進の作家たちと交わりながら、1926(大正15)年に処女創作集『感情装飾』を刊行。1868(昭和43)年には日本人で初めてノーベル文学賞を受賞しました。『名人』『山の音』『眠れる美女』などの意欲作も著しながら、幽玄なる日本の美意識を追求した小説家です。

文学館会場では、その作品を紹介するとともに直筆原稿や書幅、初恋の人・伊藤初代宛の未投函書簡などを展示します。そして、厳選して収集された古典資料、および川端が愛した国宝・浦上玉堂の《凍雲篩雪図》を公開し、日本の伝統美へのまなざしも紹介。さらに、川端が所持した、夏目漱石・太宰治・谷崎潤一郎・三島由紀夫らの書幅や書簡を展示し、近代日本を代表する文豪たちの交流を紹介します。

国宝 浦上玉堂《凍雲篩雪図》の展示期間は下記のとおりです。それ以外は複製の展示となります。

9月14日(土曜日)~16日(月曜日・祝日)、10月29日(火曜日)~11月4日(月曜日・振替休日)

 

関連イベント

姫路市立美術館、姫路文学館、姫路市市民会館の3会場で行われます。開催場所にご注意ください。

オープニング・ギャラリートーク

日時:9月14日(土曜日)11時~

講師:水原園博 氏(公益財団法人川端康成記念会東京事務所代表・本展企画)

会場:姫路市立美術館 企画展示室

参加費:無料 ※ただし本展覧会の観覧券が必要です。

記念講演会「時代のうねりと川端康成」

日時:9月14日(土曜日)14時~15時30分

講師:水原園博 氏(公益財団法人川端康成記念会東京事務所代表・本展企画)

会場:姫路文学館 北館3階 講堂

参加費:無料(定員150人・先着順)

川端康成日曜講座

日曜講座① 「川端康成 その人とふるさと」

講師:今井瞳良(茨木市立川端康成文学館学芸員)

会場:姫路市立美術館 2階 講堂

参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座② 「川端康成、その初恋の秘密」

講師:森本穫 氏(川端康成学会特任理事)

会場:姫路文学館 北館3階 講堂

参加費:無料(定員150人・先着順)

日曜講座③ 「国宝《十便十宜図》と国宝《凍雲篩雪図》」

講師:守安收 氏(岡山県立美術館館長)

会場:姫路市立美術館 2階 講堂

参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座④ 「東山魁夷芸術の魅力」

講師:松浦千栄子 氏(長野県信濃美術館東山魁夷館学芸員)

会場:姫路市立美術館 2階 講堂

参加費:無料(定員80人・先着順)

日曜講座⑤ 「川端康成と横光利一」

講師:黒田大河 氏(大阪樟蔭女子大学教授)

会場:姫路文学館 北館3階 講堂

参加費:無料(定員150人・先着順)

こどもギャラリーツアー

日時:9月28日(土曜日)、10月19日(土曜日)、各日11時~

対象:小・中学生のお子様とその保護者

講師:姫路市立美術館学芸員

会場:姫路市立美術館 企画展示室

参加費:無料 ※ただし、本展覧会の観覧券が必要です。

展示解説会

日時:11月2日(土曜日)14時~

講師:姫路文学館学芸員

会場:姫路文学館 北館3階 講堂

参加費:無料(定員150人・先着順)

ミュージアム朗読会+演奏会「川端文学と四重奏のしらべ」

日時:10月5日(土曜日)11時~/14時~ ※2回とも内容は同様

朗読:土方淳子 氏

演奏:カルテットPoco a Poco

会場:姫路市立美術館 企画展示室

参加費:無料 ※ただし、本展覧会の観覧券が必要です。

朗読であじわう川端康成

播磨出身の声優・速水奨さんが、『雪国』ほか川端康成の名作を朗読します。

日時:10月13日(日曜日) 13時30分~15時(開場は12時30分)

会場:姫路市市民会館 大ホール

定員:800人(事前申込・申込多数の場合は抽選/1申込につき2名まで)

参加費:無料 ※ただし、本展覧会の観覧券(半券可)が必要です。

申込方法:往復はがき・文学館ホームページ(参加フォーム)のいずれかで、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、「速水奨朗読会希望」を明記し、姫路文学館まで。

※HPからの申込は、8月10日10時からとなります。

一次締切:9月18日(水曜日)

 

会期中開催

「文豪とアルケミスト」パネル展示

展覧会期間中、姫路文学館(北館)において、ゲーム「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)のパネル展示を行います。

ゲームに登場する「川端康成」「横光利一」「夏目漱石」と写真撮影が可能です。

※展示エリアへは、本展覧会の観覧券が必要です。


イベント詳細

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