困難や苦悩を抱えながらも前進する人々の姿を描き、読者の心に深い感動や喜び、希望を呼び起こしてきた作家・宮本輝。
1977年(昭和52年)に「泥の河」でデビューすると、その翌年には「螢川」で芥川賞を受賞。今日に至るまでの約40年間にわたる作家活動の中で、『優駿(ゆうしゅん)』を始め、『錦繡(きんしゅう)』『青が散る』『星々の悲しみ』、今年ついに完結した大河小説「流転の海」シリーズなど、優れた作品を次々と世に送り出してきました。
本展は、人とは何か、生きるとは何か、生きる上で大切なことは何か、という作品の根底に流れる人生への深い洞察について、現代の優れたストーリーテラーの宮本輝が生み出してきた豊饒な作品世界をひもときながら、その魅力を原稿や愛用品など関連資料で紹介します。
展覧会ちらし(表)(PDF)
展覧会チラシ(裏)(PDF)
開催概要
会期 平成30年(2018年)11月10日(土曜日)から平成31年(2019年)1月27日(日曜日)
開館時間 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし、12月24日、1月14日は開館)、12月25日(火曜日)から1月5日(土曜日)、1月15日(火曜日)
観覧料 一般700円、大学・高校400円、中学・小学200円
- 20名以上の団体は2割引き
- 常設展示も観覧可
主催 姫路文学館
特別協力 宮本輝 追手門学院大学附属図書館 宮本輝ミュージアム
企画協力 高志の国文学館
後援 朝日新聞姫路支局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
関連イベント ≪イベントはすべて終了しました≫
-
対談「宮本輝×中瀬ゆかり」
宮本輝氏と、新潮社出版部長で宮本輝作品の読者でもある中瀬ゆかり氏による対談。
日時 平成30年(2018年)11月17日(土曜日)午後1時30分から3時
会場 姫路文学館講堂(北館3階)
-
担当学芸員による展示解説会
日時 平成30年(2018年)11月23日(金曜日・祝日)午後1時30分から2時30分
会場 姫路文学館講堂(北館3階)
-
映画鑑賞会「道頓堀川」
配給 松竹(1982年)、監督 深作欣二、脚本 野上龍雄・深作欣二、出演 松坂慶子・真田広之・佐藤浩市
日時 平成30年(2018年)12月8日(土曜日)午後1時30分から4時
会場 姫路文学館講堂(北館3階)
-
大割範孝氏講演会「シルクロード6,700キロ ~『ひとたびはポプラに臥す』の旅路」
宮本輝氏の紀行『ひとたびはポプラに臥す』の旅、6700キロに同行した記者・大割範孝氏による講演会。
豊富な映像資料とともにお話しされます。
日時 平成31年(2019年)1月14日(月曜日・祝日)午後1時30分から3時30分
会場 姫路文学館講堂(北館3階)