かみなり小僧までごしごし洗ってしまう「せんたくかあちゃん」や、豪快なアイデアでみんなをドキドキワクワクさせる「ばばばあちゃん」などで、子どもたちに元気と笑顔を届けてきた絵本作家さとうわきこさん。その作品には、病弱でひとりぼっちだった幼少期の記憶から、子どもたちには笑って明るく暮らしてほしいというさとうさんの願いが込められています。
本展では、「ばばばあちゃん」をはじめとする絵本原画を中心に、さとうさんが絵本作家となるまでの歩みや、創作の舞台裏、絵本に寄せる夢についても紹介します。
さとうさんの絵本は、どれも読者の好奇心をくすぐり、ゆかいな想像をふくらませてくれるものばかり。
さあ、ばばばあちゃんと一緒に楽しいことをいっぱい見つけてあそびましょう。

『どろんこおそうじ』(福音館書店)
さとうわきこプロフィール
東京都生まれ。
人気シリーズ「せんたくかあちゃん」「ばばばあちゃん」は1970年代に育児雑誌「母の友」(福音館書店)に掲載されて以来、現在にまで続くロングセラー。1978年『とりかえっこ』(絵:二俣英五郎 ポプラ社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。ほかに『おつかい』『おりょうりとうさん』『たぬきがいっぱい』など多数。
長野県の岡谷市と諏訪郡原村(八ヶ岳)で「小さな絵本美術館」を主宰している。
開催概要
会期 令和元年(2019年)6月29日(土曜日)から9月1日(日曜日)
開館時間 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火曜日)、8月13日(火曜日)
会場 姫路文学館 北館
観覧料 一般700円、大学・高校生400円、中学・小学生200円
- 20名以上の団体は2割引
- 常設展示も観覧可
主催 姫路文学館
協力 小さな絵本美術館、福音館書店
後援 朝日新聞姫路支局、神戸新聞社、産経新聞社、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
記念イベント ≪イベントはすべて終了しました≫
- いずれも、会場は姫路文学館講堂(北館3階)
- さとうわきこさんサイン会以外は申込不要
さとうわきこさんサイン会
さとうわきこさんが姫路文学館に!当日当館で購入された本に限ります(サインは1人につき1冊のみ)。
日時 2019年6月29日(土曜日)13時30分から15時
定員 120人
申込方法 ハガキ・ファクス・姫路文学館ホームページ(参加申込フォーム)のいずれかで、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、「さとうわきこさんサイン会」を明記し、姫路文学館まで。締切は6月14日(金曜日)必着。応募多数の場合は抽選。
※サインの順番と時間帯は、抽選して通知します。
スティールパンコンサート「ばばばあちゃんカーニバル」
ドラム缶から作られた打楽器、スティールパンの元気な演奏。
日時 2019年7月28日(日曜日)14時から15時
出演 パンチアウト・スチール・オーケストラ
定員 150人(当日先着順)
人形劇「森のちいくまちゃん」
ある日、ちいくまちゃんはひとりでおるすばんをすることに。すると突然どおんと扉があいて…。ほかに「わくわくドッキン!こぶたのりんご」も上演。
日時 2019年8月18日(日曜日)14時から15時
出演 人形劇団クラルテ
定員 150人(当日先着順)
えほんのじかん
さとうわきこさん作の絵本の読み聞かせ。折り紙のプレゼントも!
日時 (1) 2019年7月20日(土曜日)13時30分から14時 (2) 2019年8月17日(土曜日)13時30分14時
出演 文学館ボランティア
定員 150人(当日先着順)
つくろう!あそぼう!ばばばあちゃんまつり
ポスターを使ったエコバッグづくりやミサンガづくり、石ころアートのマグネットづくりや絵本の読み聞かせなど盛りだくさん。いろんなコーナーであそびましょう。
日時 2019年8月10日(土曜日)11時から16時
協力 文学館ボランティアほか
※各コーナーの混み具合で参加人数を制限する場合があります。
ばばばあちゃんに挑戦!アイデアべんとうをSNSに投稿しよう!
『ばばばあちゃんと おべんとう つくろう』(福音館書店)に負けないおべんとうの写真や絵をツイッター・インスタに投稿して、ばばばあちゃんをびっくりさせましょう。必ずハッシュタグ#himebabaをつけてください。
〈ばばばあちゃん〉になったり〈せんたくかあちゃん〉ごっこができる撮影コーナー
場所 さんかくギャラリー(南館1階)
コラボメニュー「どどんと!びっくり!!かんてんゼリー」
場所 水屋珈琲(南館1階)